こんばんは。新潟は少し雪が積もりました。晴れて春の予感を見せたり、一日中雨だったり、昨日は台風のような強い風…まだまだ新潟の2月は油断が出来ないようで。
先週はバレンタインデーもあり、食べるのが大好きな私も、チョコレートやクッキーをいただき、感謝でいっぱいでありました。義理チョコオンリーではありましたが(笑)そうは言っても、日ごろの仕事ぶりへのありがとうの意味合いでありますので、これも冥利に尽きるわけであります。仕事で疲れた身体を、甘いお菓子が癒してくれる!これ最高ですね。
新潟の冬はいうまでもなく海の幸が最高です。新潟でこの時期、地場でお目にかかる機会が多いのは、鮟鱇です。スーパーに行けば毎日、地物が売っております。鍋にした時のあんこうの肝なんて絶品ですよね。あの濃厚さはたまらない。身も独特のトロっとした感じが冬の魚という感じです。そういえば…今年はまだ食べていないなぁ…この時期に食べておかないとねぇ。
そして地物のもう一方の雄は鱈ですね。こちらも冬の鍋の代表格です。骨が多かったりもしますが、鍋だと味が出ておいしいです。鱈は口を大きく開けて、エサを飲み込むので、一尾で売っているものを買って、胃の中を見ると、小さなエビやイカ、別の魚が出てくることもあります。食いしん坊な魚で栄養を蓄えているから、鍋にするといい味が出るのでしょうね。こちらも今年は食べていない…やはり食べないと。新潟の糸魚川では鍋ではなく、鱈汁というのが有名みたいですが、おいしいダシが出るという意味では同格でしょう。
この2尾の魚でいえばパーツ。これが絶品なわけで、あんこうはあん肝。鱈は卵巣と白子ですね。あんこうの方は、一般的な地元のスーパーで肝だけで売っているのは見たことないですが、鱈は白子と鱈の子(卵巣)は、この時期多く出回っております。鱈の子の、たまり醤油漬けはとてもおいしい。白子も絶品で、白子ポン酢なんかオツですよね。北海道のスケソウダラが冬のはじめに出回り始めますが、なんといっても佐渡で獲れる真鱈がフレッシュで特に白子はスケソウダラに比べても真鱈の方が食べごたえがあってよいです。
ちなみに昨日、ふきのとうの天ぷらをいただきました。まだ寒い時期なのに出てるの?どこで採れたの?なんて話を店の主人と話していたら、佐渡なのだそうです。佐渡もあれだけの規模の島なのに海のものから山菜までと、引き出しが多いのだなと感心した次第。
食べ物好きな私なので、今後もご当地その他、食べ物話を綴っていきましょう。